生涯でただ一つのモノを極める
先日、ある番組で90代で現役の看護師をしている方の番組を見た。
その方は本も出していて、ちょっと有名な方らしい。
彼女がいるのは老人ホームで自分より年下の入居者を看護している。
中には自分より20も下の方のお世話をしている。
人それぞれの寿命、健康寿命があるけど、90代で現役なのは凄い。
その番組では、日ごろどんな処置をしているかすべてを知ることはできなかったが
医療行為が必要だけど軽微な業務に就かせているのだろうと思った。
「生涯の仕事を持ててよかった」というインタビューでの回答が重い。
私自身、一生をかけてやりたい仕事ってあるんだろうか?
そもそも働きたいと思えるのだろうか?
どちらかといえば自由な時間の方が好き。
会社に拘束されたり面倒な人間関係から逃れたいと思っている方ではある。
だけど、突き詰めた仕事もしてみたくて、専門性を今から身に着けてみたいな~と。
30代に入って今更専門性を身に着けるなんてないだろうと思っていたけれど
90代まで看護師ができるならあと60年は働いてもおかしくないのか。
今から始めて60年も続ければ”これが私の一生涯の仕事です”と
さすがに胸を張って言えるよね?
私は子育てと家事に追われているけど専門分野も開拓していきたい。
今から何ができるだろうか。
幾つになっても何かに挑戦している姿は尊い。